タトゥー除去で人気急上昇中のピコレーザー(エンライトン)をもっと詳しく!

これまでのレーザー治療というものは、1回の治療ごとに3ヶ月以上間隔をあける必要がありました。全て終わるのには気が遠くなる期間を要しますね。

しかしピコレーザーは周辺組織へのダメージも少なく、1回の治療間隔が2ヶ月程度で良いため完了までの期間が短くて済みます。加えて1回の治療効果が高い為、少ない回数での治療が可能になりました。

ピコレーザーは、別名エンライトンと呼ばれ、今一番人気のあるタトゥー除去治療の手段としても知られてきました。

ここでは、ピコレーザーの詳細と、従来のレーザー治療との比較をしっかりと紹介していきますので、是非確認してみてください。

ピコレーザーの特長

破壊力の秘密はピコ秒に有り!

ピコレーザーが治療で照射するレーザーは、ナノ秒より短い「ピコ秒」という、わずか一瞬での出来事です。

これによって、今までのレーザー治療では破壊できなかった深い部分での色素や黒色だけではなく、ほぼ全てのカラーの色素を除去することが可能となったのです。

ちなみに、ナノ秒とは10億分の1秒、ピコ秒は驚異の1000億分の1秒という速さです。

これまでのレーザー治療は、大きかった粒子を砕くレベルだったのが、ピコレーザーによって、これまでのレーザーでは破壊できなかった大きさの粒子を砕くことができるようになりました。

分かりやすく説明すると、大きなタトゥーインクの粒子を破壊して、まず小さくしてから、更にその粒子を破壊することで、タトゥー、刺青(入れ墨)を綺麗に除去していくのです。

従来のレーザーではパルス幅10ns(ナノ秒)が限界でしたが、500nm-700nmの大きさのメラノソームや2μm(マイクロメートル)の刺青インクまで破壊できます。

ただ破壊されたタトゥーのインクなどは更に小さな粒子となり残ってしまいます。今までのレーザー治療ではその残った粒子を破壊することはできませんでした。

しかしピコレーザー(エンライトン)は2μmの10分の1である200nm(ナノメートル)の刺青インク粒子や200-400nmのメラニン顆粒も破壊することが可能なのです。

綺麗にタトゥーやアザやシミを消すことが可能になった理由は、2種類のパルス幅で粒子を破壊するところにありました。

痛みが小さいのも人気の理由

通常のレーザー治療では、照射を行うと熱が発生して、周辺組織へ影響を及ぼし、痛みとなって肌にダメージを与えます。

肌には熱影響層というエリアがありますが、肌の痛みはレーザーを照射する時間に比例して大きくなっていくものです。

それに対してピコレーザーは、これまでのレーザーに比べると非常に短い時間のピコ秒レーザー照射の為、周辺組織へのダメージが低いと言われています。

つまり、ピコレーザーによって、肌の痛みを最小限に抑えることが可能となった訳です。

費用よりも、除去精度よりも「とにかく痛みだけは耐えられない!」という、痛くない治療重視の方にとっては、非常に画期的な治療方法と言えるでしょう。

タトゥー、刺青(入れ墨)除去を行っている方(考えている方)で、脱毛経験者も少なくありませんが、レーザー治療に億劫だった方へは大きな朗報と言えます。

ピコレーザーによって、今まで一番ポピュラーだったレーザー治療法が、もっと一般的になっていくものと思われます。

従来のレーザー治療と比較

従来のレーザー治療をおさらい

レーザー治療をすれば「綺麗に消える」「傷跡が残らない」とお思いの方、それは完全に誤った考え方です。実際はなかなか消えることなく、しかも痛みが残り、傷跡も残ってしまいます。

事前に理解をしていなかったせいか、治療後の状態を不満に思った方が、クリニックとトラブルに発展するといったケースも少なくありません。

そもそもタトゥー、刺青(入れ墨)除去におけるレーザー治療とは、光と熱のエネルギーによって色素に反応を与えるものです。

レーザー治療の結論は、タトゥー、刺青(入れ墨)を「消す治療」ではなく「薄くする治療」です。

確かに黒一色などの墨が皮膚の浅い部分に入っている場合、ほとんど完全に消えたように見えることもあると思います。

しかし、そのような症例はごく一部であって、多くの場合はレーザーでは薄くなるだけで、消えることはまずあり得ないのです。

レーザーを照射すると、タトゥー、刺青(入れ墨)の色素に反応して熱を発します。すると患部の皮膚は火傷の状態となって、皮膚が焦げるのです(火傷跡が付くのです)

皮膚が火傷をすると、火傷跡がタトゥーの墨の上部を覆ってしまいます。つまり、奥底に入っている墨まで届かずに、皮膚が傷付くだけで一向に綺麗になりません。

一般の方なのであれば「何回やれば綺麗になるの?」と考えるかもしれませんが、火傷の上からレーザーを照射しても、火傷状態を繰り返し行うだけで、タトゥーが綺麗に消えることはないのです。

レーザー治療を以下のようにまとめました。
・ほとんどの多くが、薄くなるだけで完全には消すことができない
・皮膚が一時的な火傷を起こす為、治療中、治療後に痛みが生じる
・火傷の傷跡が残ってしまう(皮膚から浮き出て見えてしまう)
・やればやるほど、火傷跡が邪魔をして治療の効果は薄れていく

これまで一番無難となれていたレーザー治療ですが、このようにダメ出しのオンパレードが並んでしまいます。ここは最新のピコレーザーの方が良いかもしれません。

最新のピコレーザー治療は凄い!

最新のピコレーザー(エンライトン)は、墨の色素の爆発力が強く、実際に使用されている先生のお話では「切れ味がいい」「性能が良い」と高い評価を受けています。

国内で導入しているクリニックもまだ少ない状況です。これまでのレーザーが苦手としてきた緑、ターコイズブルー、紫にも効果がある一方、赤や黄色が弱点とされています。

最新のレーザーは当然効果が格段に良いのでしょうが、基本的なことは最新のレーザーでも同じ傾向にあると言えます。

クリニックの中には、患者さんのことよりも、レーザー治療機器が高額であることもあって、利益を重視してレーザー治療を勧めるところもあります。

タトゥー、刺青(入れ墨)を除去する手術には技術や経験が必要で、しかも時間も手間も掛かってしまいますが、レーザーを照射するだけなら、経験の浅い医師でも可能で、時間も掛かりません。

しかも、タトゥーが薄くなるだけで消えないのをいいことに、患者さんに何度もレーザー治療を受けさせるようなクリニックも、残念ながら存在します。

こういったクリニックでの治療を選択してしまい、手術でないと大きな改善を望めない症例なのに、高額な治療費を払い、レーザー治療を延々と繰り返し受ける患者さんは少なくありません。

何度も行わなければならないレーザーではなく、4~5回でコンプリートできるピコレーザー(エンライトン)は、とにかくダメージも低く、精度は従来のレーザー治療レベルを超えます。

治療回数が少なくて済み、それに伴って痛みが少ないのが大人気の理由ですが、以前のレーザー治療の残りも除去してくれるという優れものです。

カラー除去にも対応していますし、肌、皮膚などに傷がほとんど付き辛い最新ピコレーザー(エンライトン)は今後もシェアを拡大し続けるでしょう。

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